先日、茶事研究会にお越し頂いた表千家教授の先生からお稽古一年とは思えないと
生徒さんのお点前におほめのお言葉を頂きました。
その先生から・・・
「小林さんに一から教わりたい、そして生徒さんにどの様に指導されてるの?」
えっ!!
稽古に伺いたいと言われました。
私は茶道の稽古の時、一手づつを大事にしています。
お辞儀の仕方、
柄杓を構えた時の指先、
茶碗を持つ指の位置などなど、
道のつく世界の物は先人の築いた教えを正しく伝えることです。
全てに型があるので一手をいい加減にしてしまうのは
音楽で言えば、音符通りではなくなってしまう。
ピアノの練習ならこれは間違えたことになる。
お点前の順番を優先するのか?
いやいや、私は一手づつにこだわりたい。
でも、技を感じさせてはいけない。(これが難しい‼)
私の目指す茶道は心を磨き、技を磨き、美意識を磨く。
茶道をしていると人間の五感(眼、耳、鼻、舌、身)が磨かれる。
そして第六感を鋭くする。
人間としての本質を磨くうえで、茶室は最適だと思う。
意識しなくても、
茶室に座すると、ゆったりとした静寂に包まれます。
日々の疲れを癒し、一服のお茶を頂く。
最近話題の本!
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
こけおどしの教養ではこれからの時代に対抗できないと考えてるからでしょうか?
茶道は無駄を省いた点前を学ぶ事で仕事の効率を良くしたり、
相手の気持ちを考える力を養う事にもなります。
あなたはこれからの時代に何を求めますか?
私はこだわりを大事にこれからも精進していきたい。
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